火曜日, 1月 15, 2008

SONY MDR EX-90SL イヤーチップ M(AT) on L

SONY MDR EX-90SL イヤーチップ M(AT) on L というのに行き着きました。
この組合わせは、EP-EX1(SONY)のLを、順方向でER-CK50(オーディオテクニカ)のMの内側に押し込む方法です。ノズルの部分は後者の方が少し細く材質も硬めなので、内側になる様にしか接続できないでしょう。
向きを逆にしたり、裏返したりして組み合せる事もできますが、上の方法が気に入っています。
EX-90SLの本来の特性を、耳に伝わり易くすることにより、性能をより効率よくきれいに発揮させられるイヤーチップになったのではないかと思います。
音の特徴は、低音は強くはないけれども破綻のない存在感を持って広がりを生み、中音域は聞き取り易く、強調され過ぎず、適度に明瞭感を備え、高音域は反響音まできちんと伝え、エコーのかかった音響なども、広がりを自然に、清涼感を持って伝えてくれます。
中低音域にほんの少し弱いので、そこをちょっと補強できれば、骨太さも加わり、相当なバランスになると思います。あと、難点は、取付けと装着(一寸固いし軽く耳に入れただけだと、低音も弱くなるだけでなく外れ易い)がややしにくいという事くらいです。
品のある、きらびやかで美しい音なので、クラシック向きかと思います。ロックも生き生きした感じで良いです。低音は少し弱くても、きれいに聞こえているので、ジャズもポップスも問題ない感じです。

この二種類のイヤーチップのS,M,Lの組合わせを他にも色々試しました。色々な音の特徴が組合わせ次第で作れるなと思いました。
耳のサイズにも応じて、聞こえ方は変りますが、特徴や傾向は法則性はあるかもしれないので、追々、方法と情報を追加できればと思っています。